文部科学省の報告

アントレプレナーシップという概念が日本でも広まり、そして注目を集めるようになった現在、国の教育を担う文部科学省も日本におけるアントレプレナーシップについて注目するようになり、「アントレプレナーシップ教育の現状について」という報告をおこなっています。

各種指標が低い日本

報告はその冒頭で、アントレプレナーシップに係る各種指標が他国に比べ相対的に低いという事実を指摘しています。専門機関の調査によるスコアでいえば日本は53.3点の26位で、トップ米国の86.8点とかなりの差があるだけではなく、同じアジアの香港、台湾、韓国をも下回っているのです。